NASのデータ復元

先日のVistaからiTunesのデータなどを移動したNASのHDDが突如アクセスできなくなってしまいました。
この不調の連続はなんなんだか…。

ということで、NASのデータ復元を試みました。

XFSフォーマット

まず私がNASとして利用しているのは、Buffalo製のWZR-HP-G300NHという無線LANルータの簡易NAS機能です。
本機に搭載されているUSBポートにマスストレージを接続することで、簡易NASとして機能します。
古いルータなのですが、複数のPCを利用している私としては、もう手放せない機能になっています。

これでNASとして利用する場合、接続するHDDのフォーマットはFAT32かXFSに限定されます。
FAT32はWindowsでも読み書きできるので、ルータではなくPCにUSB接続すれば、そのまま読み書きできるというメリットがあるのですが、XFSと比べて速度面のデメリットがある、ということを当時見たように記憶しています。
ということで、XFSでフォーマットしていたのですが、こういうときに逆にWindowsでもMacからも見られないというデメリットが…。

Xubuntuでの作業

そこで、たまたま先月ネットブックにインストールしたXubuntuの出番です。
試しにこいつにUSB接続してみたところ、認識はしているものの、マウントしようとするとSuperblockが読み取れないというエラーが表示されてしまいました。

検索してみると、

$ sudo xfs_repair -Lv /dev/sdb1

という方法で復旧できるという情報があったので試してみたのですが、これもエラーになってしまいます。

更に検索して辿り着いた情報がこちら。
レグザ USBハードディスクの傾向と対策

ここに書いてある

$ sudo mount -t xfs /dev/sdb1 /test1 -o ro,norecovery

を実行してみたところ、無事にマウントすることが出来ました。

とりあえずこれでファイルを読み取ることができました。

蛇足ですが、XFSについて調べていると、BuffaloのNASとレグザについてばかり出てくるのね。

HDD購入

NASとして利用している1TBのデータを待避する余裕もないので、新しいHDDを購入することに。
ここで普通の外付けHDDにするか、USB接続の裸族のお立ち台的なものにするか、それとも元々NASとして利用する為のHDDやケースにするか悩んだわけですが、出費と手間を考えて普通のUSB外付けHDDにしました。

ルータで使える最大容量である2TBの制限の元、量販店に行って選んだのはWestern DigitalのWDBWLG0020HBK

2015-12-23 23.21.48

こいつにデータを移動して、古いHDDはフォーマットしてまた使えるようになればいいなという算段でいます。

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